妊娠カレンダー
お腹の赤ちゃんの成長と共に、ママの身体も日々変化します。月齢ごとの変化を知り、安心で快適な妊娠生活を送りましょう。
妊娠期〜出産直後の流れ
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妊娠2ヶ月
4〜7週
この頃の赤ちゃん
赤ちゃんの入った袋が確認できます。
体重:4〜16g
妊娠検査薬で陽性反応が出ましたら、クリニックにお越しください。4~5週になると、赤ちゃんはまだ超音波では見えませんが、子宮の中に胎のうという赤ちゃんを包んでいる小さな袋を確認することができます。
妊娠3ヶ月
8~11週
この頃の赤ちゃん
心臓の動きがはっきりと見え、2頭身の頭と胴体が分かるようになります。
体重:20~50g
9~10週になると赤ちゃんの姿がはっきりしてきて、超音波で心臓が動いている様子を見ることができます。この時期の赤ちゃんの頭からお尻までの長さで予定日が決まります。つわりが起こるのもこの時期です。食べられるもの、水分をこまめに摂り、ゆったりと過ごしましょう。つわりのひどい方は漢方薬の処方や点滴を行います。はり灸も効果がありますので、一度お試しください。予定日が決定したら妊娠届出書をお渡しし、助産師が個別にお話を伺います。妊娠中の疑問や不安な気持ち等、何でもご相談ください。
妊娠4ヶ月
12~15週
この頃の赤ちゃん
3頭身となり、骨の成長が進みます。体の器官ができ、羊水を飲んでおしっこをします。
体重:120g
つわりには個人差がありますが、12~16週頃には治まってきます。栄養バランスの摂れた食事を心がけ、体重管理を始めましょう。 12週からはご家族の方も一緒に超音波映像をご覧いただけますので、ぜひ一緒に健診にお越しください。ご希望の方はブルーレイディスクに録画することもできます。
妊娠5ヶ月
16~19週
この頃の赤ちゃん
手足の骨や筋肉の成長が進み、動きが活発になってきます。
体重:250g
16週になると胎盤が完成し、安定期に入ります。赤ちゃんが大きくなり、少しお腹がふっくらしてきます。適度に体を動かし、規則正しい生活を心がけましょう。異常がなければ体操とお灸の安産教室、マタニティヨガに参加することができます。運動とリフレッシュを兼ね、ぜひ一度足を運んでみてください。
妊娠6ヶ月
20~23週
この頃の赤ちゃん
皮下脂肪がつき始め、髪の毛や体毛が生えます。顔立ちがはっきりしてきます。
体重:400~700g
20週前後で胎動が分かるようになり、赤ちゃんがお腹の中で育っているという実感がより強くなります。骨盤関節のひずみやお腹の重みで腰痛になりやすく、足の筋肉の疲労からこむら返りが起こることもあります。ストレッチやマッサージで血行を促したり、正しい姿勢を心がけるようにしましょう。腰痛がつらい時は早めにご相談ください。
妊娠7ヶ月
24~27週
この頃の赤ちゃん
羊水の中で向きを変えたり、大きな動きができるようになります。聴覚が発達し、性別もはっきり分かるようになります。
体重:800~1200g
お腹のふくらみが目立ち始め、仰向けで寝るのがつらくなってきます。妊娠中はホルモンバランスの影響で歯茎の腫れや出血が起こりやすくなります。口腔ケアを怠らないようにし、妊娠中期までには歯の健診を済ませましょう。
妊娠8ヶ月
28~31週
この頃の赤ちゃん
脳が発達し、体の機能をコントロールするようになります。瞬きを始めます。
体重:1200~1800g
血管が子宮に圧迫されることで血流が滞り、手足がむくみやすくなったり、静脈瘤ができやすくなったりします。夕方むくみが生じても、翌朝引いている程度なら心配はいりませんが、休んでもむくみが取れない時はご相談ください。
30週を過ぎるとおりものの量が増え、生理的にお腹が張りやすくなります。周期的な張りが続く時、出血・痛みを伴う時は受診してください。28週以降で逆子の方は、ぜひはり灸をご予約ください。
30週を過ぎるとおりものの量が増え、生理的にお腹が張りやすくなります。周期的な張りが続く時、出血・痛みを伴う時は受診してください。28週以降で逆子の方は、ぜひはり灸をご予約ください。
妊娠9ヶ月
32~35週
この頃の赤ちゃん
心臓や肺、脳等の機能が充実し、呼吸様の動きをし始めます。聴覚もほぼ完成します。
体重:1800~2500g
大きくなった子宮に、胃が圧迫され胃もたれ等の症状が出る方もいます。1回の食事量を減らし 何回かに分けて食べると良いでしょう。また、膀胱も圧迫されるため頻尿になったり、尿漏れが起こることもあります。
お産に向けて体力をつけておくことも大切です。ウォーキング等の適度な運動を続けましょう。
お産に向けて体力をつけておくことも大切です。ウォーキング等の適度な運動を続けましょう。
妊娠10ヶ月
40週
この頃の赤ちゃん
肺の機能が完成し、皮下脂肪がついてふっくらしてきます。
体重:2500~3200g
お腹がよく張るようになりお産の準備が始まります。赤ちゃんも徐々に下がり始め、胃の圧迫も解消されてきます。入院の物品、お産の流れを確認し心の準備をしましょう。
医師から安静の指示がない限り、積極的に体を動かすようにしましょう。ウォーキングなら1日1時間以上が目安です。
医師から安静の指示がない限り、積極的に体を動かすようにしましょう。ウォーキングなら1日1時間以上が目安です。
分娩
出産
いよいよ出産です。
元気に育ってくれた赤ちゃん、さまざまな面で支えてくれたご家族、10ヶ月間頑張った自分に感謝しながら素敵なお産をしましょう。そして、赤ちゃんとの生活がスタートします。他のお母さん、スタッフと話をしながらゆったりとした気持ちで育児を始めていきましょう。
元気に育ってくれた赤ちゃん、さまざまな面で支えてくれたご家族、10ヶ月間頑張った自分に感謝しながら素敵なお産をしましょう。そして、赤ちゃんとの生活がスタートします。他のお母さん、スタッフと話をしながらゆったりとした気持ちで育児を始めていきましょう。
産後0ヶ月
1週
この頃の赤ちゃん
2〜3時間おきに母乳やミルクを飲み、大半は寝て過ごします。生活リズムはまだ確立されていないため、昼夜問わず頻繁に泣くこともありますが、徐々にリズムも整ってきます。
体重:2,500〜4,000g
退院して1週間は産後の身体も回復しきらず、また不慣れな育児で不安や戸惑いもあります。入院中と同じような生活をするよう心がけ、まずはしっかり休息をとり、少しずつ育児に慣れていきましょう。1週間健診や予約制の母乳外来で、授乳や育児のこと等何でもご相談ください。
産後1ヶ月
4週
この頃の赤ちゃん
体重は出生時から約1kg増えます。視覚もしっかりしてきて、明るい方を向いたり、視線も合うようになってきます。
体重:3,500〜6,000g
ホルモンバランスの急激な変化のため、産後のママの心は不安定になりがちです。慣れない育児や産後の疲れからブルーな気分になることもあります。先輩ママや家族に相談したり、1ヶ月健診以降は外出する等して、気分転換を図りましょう。